TOEIC勉強法と試験対策

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TOEICリスニング問題集

リスニングの教材は数多くのものが出版されていますが、TOEICのリスニング用の問題集は基礎力をつけるというよりは実践向けのトレーニングになるものがよいでしょう。

基礎力が十分でないという方は、英語リスニング学習方法の記事等を参考に教材を選ぶとよいかと思います。実践形式のリスニングの問題集を何度やってもスコアが上がらないという方は、難易度を落とし、7割以上正解できるタイプの問題を繰り返しやっていくほうが効果があるといえます。学習においては自分にあったものから取り組むのがベストです。筆者も最初の頃はずいぶんと背伸びして、自分には手におえない教材を購入して効果の上がらない勉強をやっていましたが、大半がわかるものから順番にやっていくと目に見えて実力がついてきます。これは特にリスニングについていえます。元来、勉強とはわからないからこそやるものなのですが、リスニングについてはこと短期間での上達を考えると、聞いていてわかるものではないと習得にとても時間がかかります。

TOEICのリスニングは説明文問題や会話問題、応答問題は他の試験でもごくごく一般的なパターンの問題といえますが、写真描画問題は他ではあまり目にしませんし、他の教材を通じて学びにくい問題群ですので、TOEIC対策専用のリスニング問題集でトレーニングするのが良いと思います。10問しかないといっても、この部分で点を落とすのは得策ではありません。

リスニング力の基礎をしっかりつけていきたいという方は、TOEICの問題形式になった問題集ではなく、多彩なテーマから成るヒアリング教材が向いています。ビジネスや日常生活だけでなく、教養程度に人文科学的、社会科学的、自然科学的な内容について述べられている教材や、日々広範な領域を扱っているニュース、新聞このあたりの朗読教材が中級者以上には使い勝手が良いでしょう。もっとも、この際には、核となる教材を一つ決め、それを最も長く聞くようにすると筆者の場合は一層効果がありました。よく聞く教材は、内容がほとんど理解できるものにして、表現が耳にこびりついて離れないという具合になるまで聞き、少し難度の高いものや、全く別のテーマのものも合間合間に聞くようにしました。

リスニングの教材は、英語音声になっているものすべてになりますので、TOEICの実際の試験問題を模したものでなければ、それこそ無数にあるといっても良いでしょう。これらをうまく組み合わせて活用することがリスニング勉強法の肝です。

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