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英語リスニング学習方法(基礎練成)

耳からすべてを吸収する英語の勉強法

英語のリスニングは、筆者にとっては英語学習、TOEIC勉強法のすべての礎となる部分で、もっとも力を入れてきた学習です。というのも、文法書で理屈を覚えたり、単語を暗記したり、そうした学習方法を大の苦手としてきており、唯一、英語を聞く学習だけは苦にならなかったため、すべてを耳から覚えてしまおうと思い立ったのが、この方法に注力することになったきっかけです。

英語教授法などの学問の世界はまったくわからないので、もっとよい方法やしっかりとした科学に裏打ちされた英語学習の方法もあるのかもしれませんが、筆者の場合はすべて我流の独学です。したがって、これからTOEICの勉強をはじめようというあなたも、いろいろな方法を自分なりにアレンジして最も自分にあうと思われる勉強法を見つけ出すことを強くおすすめします。

ある程度理解できるものを中心に数をこなしていく

筆者の行ってきたリスニング学習方法は、シンプルに表現すれば7〜9割程度わかるものを長時間聞く、5割程度わかるものを集中して短時間聞くというものです。また同じカテゴリーのヒアリング練習ばかりせず、幅広いものを聞きます。また何十回も聞いたCDについては、ナレーションの原稿(本とCDがセットになっている教材の場合)を見ながら聞きます。これで耳とリズムだけで覚えていた表現のスペリングや、聞き間違えていた部分の訂正を行います。

特にリスニングの基礎練成では、同じ教材を数百回聞きました。耳から覚えていくタイプの学習方法は、表現方法や言い回しをリズムで覚えてしまうわけですから、とにかく繰り返し繰り返し、好きな音楽を一日中聴いているような感覚で聞き続けます。この中心的に使う「核」となる教材は、7〜8割内容が理解できるものを選びます。とにかく、耳にたこができるくらい聞きますが、これだけでは学べることに限界があり、また飽きてもくるため(ここも結構重要な要素です。つまらないことは長続きしませんし、人の頭は反復を避けようとある程度面白いものでも三日坊主になるようにできているようです)他の教材も聞きます。最終的には、日々ヒアリング用の教材を何種類も聞きますが、最も長時間使うのは、いつでも一つだけ、そしてその一つ(核となる)教材は、ある程度聞き込んだら、次のものに変えます。

身の回りのものを活用

またリスニングの勉強に使うのは何も「教材」と名が付いているものだけではありません。筆者はニュースやドキュメンタリー番組(今は衛星放送で良質の英語を使う番組がたくさん見られます)もよく英語で見ますし、NHKの夜のニュース番組も英語音声で聴きます。物語の読み聞かせCDも英語のものを購入しますし、BGMがわりに本のナレーションCDを聞いたりもします。また、テレビは実はかなり良い語学番組がやっていますので、テレビはあまり見ないという方も、活用してみるとよいでしょう。筆者の採用したリスニング学習方法はいわゆるイマージョン型、英語漬けの日々を送るタイプの学習方法です。興味の出てきたものを何でも教材に取り込んでいきます。

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