TOEIC勉強法と試験対策

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TOEICリスニングの勉強法とは

まったくわからない英語を聞いても効果は出ません

リスニングはただ漠然と何を言っているのか全く分からない英語を聞き続けていても短期間では効果が全く出てきません。まずは何を言っているのかわかるものから聞きます。英語が苦手だという人も、海外で使われている子ども向け絵本の読み聞かせCDや、中学生が使うヒアリング教材ならばすぐに慣れてきます。

社会人の方や大学生の方にとって、中学生用の英語教材を手にするのは抵抗があるかもしれませんが、わからないところからスタートしても勉強の意味がありませんので、気にせずに、やさしいものから教材を選んでください。 そもそも、「英語」を勉強するのに中学生も社会人もありません。

リスニングの教材は今は昔と違って良質なものが数多く、手軽に入手できるようになりましたので、逆に選ぶのが難しいと思いますが、自分にあったものが手に入ると上達をより実感できるようになりますので、じっくり選びましょう。

リスニングの力を鍛えるのには、漫然と聞き流すリスニング勉強法と、意識を集中させて行なうリスニング勉強法があります。どちらもメリット、デメリットがありますが、併用するといいでしょう。

食事中や家で休憩しているときなどは聞き流しリスニング、机に向かって勉強を始めたり、通勤電車のなかでは後者の意識集中型のリスニングを行なうとよいです。

まずは1日1時間、最低でも言っていることが7〜8割わかる英語を聞くことからはじめてください。ヒアリング能力を短期間で飛躍的に伸ばすにはディクテーションを行なうのがさらに効果的ですが、少し時間と努力が要ります。一文読み終わったら、CDを止めて言っていたことを書き取る、巻き戻してもう1回聞いてみる、答えをあわせてみる、という感じです。答え合わせは最後までやらない、などやりやすい方法にアレンジしていくとよいと思います。

英語はリズムです。理屈や論理的に学んでいく方法もありますが、直感を鍛えていく「習うより慣れろ式」の勉強法では、このリスニングがすべての鍵となりますので、とにかく空き時間を使って多くの英語を聞きましょう。これを本気でやっているとたまに夢の中にも英語が出てきます。

リスニング教材は自分の興味の持てるものから

このリスニングの教材は、最初は自分の興味のあるテーマのものがよいです。小説が好きなら、小説を朗読したものやドラマ仕立てのものが今は簡単に手に入りますので、Amazonや洋書の取り扱いのある本屋さんをのぞいてみるといいでしょう。ニュースや時事英語に興味があるなら、そうしたテーマから聞いていくとよいと思います。

上記を念頭に置きつつ、各パートの具体的な勉強法についても見ていきます。

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