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TOEICリーディング問題 パート4:読解問題(文書2つのケース)

二つの文書はどういう関係にあるのか。問題全体の趣旨をつかむ。いきなり本文を読み始めてはいけない

2つの文書の多くは、それぞれ別の立場から同じ何かについて書かれていたり、はじめの文書に対する回答であったり、必ず関係のあるものになります。基本的な回答方針や、攻略は文書が一つの場合と変わりはありませんが、二つの文書にどういう関係があるのかを把握できるかどうかでも読むスピードや回答スピードが変わりますので、より全体像を把握することが重要な問題ともいえます。読解すべき文書の量は、全問題で一番長くなり、加えてこの問題がTOEICの中で最後に並んでいる問題群であることから、時間があれば確実に解けたのに!と悔しい思いをされる方が結構いると思います。問題自体が非常に難解で、文書も専門的な知識や経験が必要とされるといったことはまったくありません。

攻略テクニックとヒント

この二つの文書から成り立つ問題の場合、たまに表やグラフ、チャートや売上表などが出てくる場合もあります。これにびびってしまう人がいますが、難しそうに見えるだけで、日本語で中学生程度の読解力があれば問題なく理解できるものしか出てきません。長文については、読解すべき「設問」レベルは、日本語で言えば、小中学生の国語レベルと考えてください。場合によってはそれらよりもさらに易しいです。

現代文などで苦労された方は、読解と聞くと、難解な文書の言わんとしていることをしっかり読み取らなくてはと身構えてしまうかもしれませんが、TOEICの読解はそんなに深い内容を聞いてくることはまずありません。文書によっては、設問をもっと難解に、あるいは文書の本来の意図に肉薄するようなものにもできる場合がありますが(英語の得意な人はむしろそうした問いを期待するのかもしれませんが)、そういう深い読みが必要な問いは筆者の知る限り過去に出てきていません。本当に、「えっ?そんな単純なことだけ読めばいいの?」という設問が多くなっていますので、必ず先に設問を読み込んで、本文の深読みはしないことです。とにかくスピード重視で、間を置くことなく、最後まで突っ走りましょう。

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