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日本人のビジネスネームと海外のビジネスネーム

中国や韓国、香港などの取引先、得意先と頻繁にやり取りする人はよく目にすると思いますが、本名とは別の名前(ファーストネーム)を使って仕事をしている人たちがいます。これがビジネスネームです。これは中国や韓国に限らず、例えばフィンランド、スウェーデン、ポーランド、スロバキアなどでもあり、これらの国々の場合、英語読みにした場合の自分の名前をそのまま使っていたり、省略形の名前を使うケースがよく見受けられます。

ラストネームは中国系や韓国系なのですが、ファーストネームだけ無国籍風だったり、欧米諸国でよく目にする名前だったり、アメリカ風の名前にしている例もあれば、ラストネームも含めて欧米系のものに変えてしまう例、またそもそもラストネームを使わないということもあります。

日本でもレンタルのニッケンのように公私を区別することを主眼に、同じ日本式の命名ではありますが、全社員が本名ではなく、芸名風のビジネスネームで仕事をしているという会社もありますが、上記の中国や韓国などの場合は、海外の得意先に読みやすく、呼びやすい名称に変えているということを主眼にしています。

日本人で海外業務についている人の多くは、自分のファーストネームを完全に変えるのではなく、省略形や読みやすい形に変えるということもあります。これはビジネスネームというよりは、ニックネームの範疇かもしれません。

例えば、以下のようなパターンです。

日本人の英語名でのビジネスネーム例
本名 ビジネスネーム
Kenjiro Kaneko Ken Kaneko
Tadamitsu Sato Tad Sato
Kazuto Tanaka Kazu Tanaka
Yasunori Suzuki Yas Suzuki

ビジネスネームとしては、相手に覚えてもらいやすく、発音も想像がつきやすいもの、変な意味のないもの、自分の本名と関係しているもの、自分の好きなものや信条に合致するものなどいろいろなつけ方があります。

頻繁に海外とやり取りする職種で、自分の名前が相手に覚えてもらえない、発音してもらえない等であれば、ニックネームのような形で使い始めるのも手です。

なお、当社の海外営業部では全員がファーストネームを省略したりアレンジしたりしたものか、ビジネスネームをつけて使っています。

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