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貿易事務の再就職

結婚や出産を機に会社を退職した貿易事務の経験者が、再就職するというケースは珍しくありません。メーカー系の貿易事務の多くは、自社の製品や各部署などの役割の理解、固有の事務手続きルール、他部門との人間関係なども仕事の能率に関係してきますが、仕事の内容が大きく変わるわけでもなく、基本的に必要とされるスキルや知識が大きく変わることがありません。したがって、少々のブランクがあっても、復帰はそれほど難しくはないといえます。「今まではこうだった」といった感じで過去のやり方に固執すると軋轢を生みますが、謙虚に新しい環境に慣れつつ、周囲から学ぶ姿勢でいれば、貿易実務の基本的な説明の不要なベテランはむしろ歓迎されます。

とはいえ、古巣での人間関係や会社の組織内の知識は一朝一夕で得られるものではないので、同じ会社に復帰できるのであれば仕事はスムーズに進められます。

近年では、結婚後もそのまま今の会社に勤務しつつ、産休を取得してまた職場復帰するという場合のほうが多いかもしれませんが、再就職の道もあります。もっとも、辞めずにすむのであれば産休をうまく活用して在籍しながら、また時期がきたら復帰するというほうがはるかによいでしょう。

再就職する際には、TOEICスコアも更新しておくとよいと思います。有効期限は受験日から2年なので、この期限内のものがなければ、対策を行ってスコアを取っておく必要があります。

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