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多様な英語、国によって変化を遂げた「英語」

英語を実際に仕事で使い始めると、その業界に固有の表現やその分野の業界用語が出てくることになります。これは働くことになる業界や分野によっても違いますが、数千もの単語を覚えなくてはいけないということは稀で、たいてい100にも満たない業界用語がわかれば仕事に支障をきたすことはありません。もちろん、経理、貿易、営業、技術、製造などそれぞれの分野で使われる英語が分かった上で、ということになりますので、その会社や組織・事業領域・顧客業界に固有の表現、という意味での専門用語です。これらは最初は戸惑いますが、習得に四苦八苦するという類のものではないでしょう。

それよりも実際にビジネスの現場で問題となるのは私たちが学校で習う英語とは少し違った形で変化した地域固有の「英語」です。英語の勉強を始めて間もない人にとっては英語はイギリス英語とアメリカ英語の違いくらいしかないと認識されがちですが、実際には世界では多種多様な英語が使われており、純粋なアメリカ英語、イギリス英語よりもそちらのほうが話者が多くなっています。

英語を母語とする国、例えばTOEICで想定されている英語である米国や英国、オーストラリア、ニュージーランドでも英語表現や発音、単語、スペルなどに違いが見られますが、意思疎通する上で困ってしまう、ということは稀でしょう。たしかにアメリカン、ブリティッシュ、オージーには固有の言い回しが存在しますが、それよりも英語をあとから公用語に指定した非英語圏で使われている英語は独自の進化を遂げていることが多いです。

海外営業という仕事では、共通語としては圧倒的に英語が使われますが、英語圏ばかりを相手にするわけではありません。ローカルに入っていくタイプのビジネスでは現地語が必須となりますが、そうではない場合でも、お互いにとって外国語である英語を使ってコミュニケーションを取らねばなりません。日本語だけの世界に長くいると忘れてしまいがちですが、ほとんどの外国人にとっては英語も外国語です。

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