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メーカーを中心に就職活動している学生です。英語を使う仕事をしたいと考えていますが、一体どのような職種があるのでしょうか。詳しく教えてください。

以下は海外展開を積極的に進めている大手企業や準大手、中堅企業の製造業の例で説明します。筆者の経験上、BtoB型で、しかも工業系製品のメーカーでの経験が主体になるので、少々偏ってはいますが参考までに。

営業

地域別に担当が分かれているケース(言語別)や、製品ごとに担当が分かれているケースなど様々です。新規開拓や既存客のフォローなどを担当します。

業務

営業と表裏一体で区別がないこともあります。主として貿易書類の作成や製品の輸出入に関する実務を行います。職種上は「貿易実務」と区分されています。

製造

製造部が海外に行くことがないと勘違いしている人もいますが、それなりの立場と技能を持った人は、現地工場立ち上げのときやトラブル発生時には現地に必ずいます。また最近では若いうちから海外で通用する人材を育成する必要性から、

技術

開発拠点そのものは日本のみに、という例はまだまだ多い業界もありますが、これも徐々に変わりつつあります。また製品そのものを海外に売っている場合、営業と同行して顧客に説明する必要があったり、技術的な仕様をつめたりすることも多いです。

生産技術

会社により微妙に役割が異なりますが、生産効率の向上やコスト削減活動、生産管理に近いことをやる場合もあります。主に製造拠点である工場内で起きる様々なトラブル(機械の保全など)を対処したり、生産設備導入の検討や、製造ラインの設計などを行う職種です。

法務

大企業のなかでは、海外事案を専門に扱う法務チームを持つこともあります。身近なところでは、英文契約書などはこの部門の担当となります。海外の法制度を調べ、自社の製品・サービスを展開する際に考えうるリスクをあらかじめ検討したり、実際に訴訟が起きた際には中心となって動きます。顧問弁護士とのやり取りをする社内の代表窓口でもあります。小切手をはじめ決済にからむ手続きを担うケースもあります。また代金回収が出来なくなった場合、本格的に回収に動き出す場合も中心的な役割を果たします。

知財

知的財産とは、特許や実用新案、意匠、商標のことですが、この部署は海外展開している企業の場合、英語を使う機会はかなりあります。特に海外への物品の販売やサービスを提供している場合、その国で展開する自社ビジネスを守るために、あらかじめその国で特許などをとっておく必要があります。製品名、商標にしても、うっかり申請しないでいるとその国では使えないということにもなりかねません。

財務・経理

グローバルに展開している企業では決算も単独でだけだせばよいというわけでもなく、また中小企業であっても現地支社の帳簿を管理監督する立場になる可能性もあります。

総務

海外に支店や支社があったり、駐在員事務所がある場合、給与計算やその他国内と同様に縁の下の力持ち的な働きを期待されるケースもあります。

人事

海外に支店や支社がある場合、労務管理の統括、採用業務などの立案を行う場合があります。また最近では、外国籍の従業員も日本企業が積極的に採用し始めてきているので、今までの「純日本式」のやり方が通用しなくなってきています。

資材・購買

グローバル調達という言い方もされます。生産や技術開発に使うあらゆる資材を購入する窓口で、価格交渉から契約締結、納期管理、請求書のチェックなど付随するあらゆる業務を行います。 何かの購入を決めるとき、会社によって資材・購買担当が強い権限を持っている場合と、技術・製造・生産技術などの社内での実需者のほうに強い決定権限がある場合とに分かれますが、いずれにせよ窓口となることに変わりはありません。 語学力が必要なことは言うまでもないことですが、日本の取引先で通用する「常識」などまったく通用しませんので、相手の商慣習や民族的な考え方の違い、タフさ、交渉力などのスキルが必須です。また納入の際に検収を上げるのもこの部署の仕事です。購入資材の納期をきっちりと管理できなければ、そもそも生産計画が成り立ちません。

OB訪問、OG訪問などを通じて、実際にその職種についている人に直接話を聞くのが最も確実かつ勉強にもなりますので、可能であればそうした方法も模索してみるとよいでしょう。

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