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海外営業職が年収が高いというのは本当ですか。英語には自身があり、TOEIC900は維持できています。仕事内容や年収について詳しく知りたいです。

会社によって全く違いますが、最近の転職事情でいえば「猫も杓子も海外営業」の経験者であふれています。というのも、仕事の大半が海外に流れている関係上、業種によっては海外企業の取引や日系の海外拠点との取引なくしては生き残っていけないからです。ただ一般に、海外営業経験者のほうが転職はしやすいといえます。

ちなみに海外営業のうち、下記の例では、1に近いほうが圧倒的に難度が高いことは容易に想像できると思います。なお、6の「貿易実務」を究めていくと、海外営業とは別系統のスキルになりますが、顧客とメールでやり取りなどしたり、オファーを受ける窓口になることもあるので、これをもって「海外営業」と言っている人もいます。

1.まったくの未開拓エリアの市場で一定期間内に限られた予算で販売網を構築できる。
これが出来る人というのは、だいたいマネージメントの経験もあり、課長クラス、部長クラスと考えたほうがよいでしょう。また当該エリアや仕事を進めていく上で必要な様々な人脈と専門知識があります。以下の2〜6を一通り経験してきたとも言えるでしょう。年収1000万以上というケースも珍しくありません。語学がどうこういっている次元の話とは根本的に異なります。
2.未開拓エリアで取引先を開拓出来る。
現地にまずは販売拠点を作る、という話です。いきなり出資するというのは難しいので、普通はまずは現地へ一人で駐在、こつこつ営業活動や人脈構築に精を出す、販売店候補を見つけ、組織化していく、販売店を使って売っていく、という流れです。販売店はそのまま活用していく場合もありますが、自社に組み込んでしまったり、あるいは自社が直接乗り出してすでにあった販売店をばっさりと切ってしまうパターンもあります。
3.資本関係のない既存の販売店、もしくは現地Repや代理店と協力して販売網確立のための拡販活動ができる。
すでに販売店は現地にありますが、担当を引き継いだ時点ではこの地域に本当に担当が必要なのかという程度の売上しかない状態です。つまり、わずかな足がかりはありますが、販売拠点としてきちんと機能するまで、現地の販売会社を育てていかねばなりません。対応一つ間違えると大きなトラブルになったり、最悪の場合、手塩にかけて育てた挙句、現地で競合になってしまうこともあります。
4.すでに確立している販売網をより広げたり、販売店・代理店との関係をより強固なものにしつつ、営業活動を行う。
上記の1、2、3が比較的攻撃的、かつ戦略的な動きが求められるのに対し、この4は防衛的な動きになりがちです。本来、既存ルートのフォロー営業というのは創造的なものでなくてはならないと筆者は思うのですが、たいていの担当者は前例に縛られ、マンネリ化していきます。守っているだけでは売上は減っていきますので、先人たちが築いてきた販売網を活かし、果敢に挑戦し続ける気概が必要です。 筆者の同僚たちのケースで行くと、「防衛」が得意なタイプと「攻撃」が得意なタイプとに大まかに分けることが出来ます。
5.自社の直接資本が入っている支社や支店に必要な情報を提供したり、製品の輸出などを行う
もうすでに先人たちの血と汗と涙により、道が切り開かれており、整地もされています。販売拠点そのものが競合に寝返ったりすることはなく、まあ、これはこれで付き合い方が難しい場合もあるのですが、同じ会社ですのでいろいろと動きやすいといえます。まずはどのように取引が成立しているのか、市場がどうなっているのか、自社の商売について学ぶにはもってこいですが、受身でやっているといつまで経っても本質を掴めません。 かなり組織がきっちりした会社ではこの5だけで終わってしまうこともあり、本社に求められる仕事の内容が少々異なる場合もあります。 この営業拠点そのものに赴任、というパターンもあり、そこで新規開拓や既存フォローに従事するというスタイルもあります。 あるいは、現地の従業員だけで構築された支社、支店にマネージャーとして赴任するケースもあります。
6.指示されたとおり貿易書類が一通り作成ができ、フォーワーダーとの窓口が出来る。
貿易実務に相当する仕事です。段階がいくつもあり、場合によってはこの分野の専門家でないとできない仕事もあります。海外営業担当は最初はこれをやるのですが、会社によっては飛ばしてしまうこともあります。必要な書類が何か、輸出入の実務を学ぶのに必要な知識が身につきます。なお、海外取引先のほうでもこちらがこの業務を完全に理解しているという前提でものを言ってきますので、先方から請求された書類が何のために必要なのかわからないと、あとあと困ることになります。 また、貿易には物流のトラブルはつきものです。この仕事をしていて遭遇しないということはないでしょう。様々なケースに対応できるようになるには、最低2〜3年は必要です。
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